« 2008年3月 | トップページ | 2008年5月 »

3つ目の文化で板挟み by Jewel

Jewel

(日本語訳)

私は出身について聞かれると、いつも困ってしまいます。パスポート上では私は日本人ですが、今まで15回以上も引っ越ししているし、ピンポン玉のように日本とアメリカを行ったり来たりしているからです。自分は日本人でもアメリカ人でもないと感じるのです。どちらでもなく漂流者です。幸運にも私は神戸にあるインターナショナルハイスクールに通っていました。そこに通うほとんどの生徒が私のように複数の言語を話せたり、多種文化を併せ持つ世界中を飛び回っている子たちでした。私の高校では、みんなTCK―つまり『Third Culture Kids=第3文化キッズ』でした。

 第3文化キッズというのは、1つ以上の文化を人生の中で経験している子供たちのことです。TCKは2つ以上の文化を合わせて、自分たち独自の文化、第3番目の文化を作り上げるのです。例えば学校の寮で、私は朝食を洋風にするか和風にするか決められないので、両方食べます!私の『第3文化の朝食』はシロップたっぷりのパンケーキと納豆かけごはんです。食事だけではありません。TCKはみんな言葉も混ぜ合わせます。私と友人は『ジャパングリッシュ』(日本語+英語)でおしゃべりするのが大好きです。私のスウェーデン人の友人はスウェーデン語、日本語、英語を話します(スウェディジャパングリッシュ?)でも、本当にすごいタイ人の友人は英語、タイ語、日本語、広東語、そしてマンダリンを話すのです!

 でも、第三文化キッズには良くないこともあります。私たちのほとんどが生まれてからずっと地球中を飛び回ってきたので、『故郷』と呼べる場所を持っていません。みんな大人になった今、TCKの友人の多くは腰を落ち着かせる場所を見つけるのに苦労しています。私はどうかって?私は今松山で楽しく過ごしていますが、ゆくゆくはやっぱり落ち着かなくなって、また自分の場所を求めて彷徨う様な気がします…他の友人たちのようにね。

続きを読む "3つ目の文化で板挟み by Jewel"

|

« 2008年3月 | トップページ | 2008年5月 »